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REVEのオススメ~近代〜20世紀~

Silver Accessories REVEの更新担当、中西です!

当店ではシルバーリング・バングルの手作り体験を行っております♪

 

~近代〜20世紀~

 

近代に入ると、銀は「権威」や「宗教」だけのものではなく、より広く“装うための素材”へ変わっていきます。
これは単に人々が派手になったからではありません。社会が変わり、産業が発展し、流通が広がり、価値観が多様化したことで、銀は“誰でも身につけられる表現手段”になったのです。
今回は近代から20世紀を中心に、シルバーアクセサリーがファッションとして確立していく流れを追います。✨


1) 産業化:銀細工が“少量の芸術”から“広い市場”へ

手作業中心だった銀細工は、近代の産業化で変化します。
もちろんジュエリーは今でも職人技が重要ですが、近代以降、

  • 工具の精密化

  • 鋳造技術の発展

  • 研磨・加工の効率化✨

  • 流通の拡大
    などによって、銀装飾はより広い層へ届くようになります。

この変化のポイントは「銀が特別な人だけのものではなくなった」こと。
つまり、銀は“憧れ”から“自分の表現”へ近づいていきます。✨


2) スターとカルチャー:銀は“憧れの記号”になる

20世紀に入ると、映画・音楽・ストリート文化の影響で、アクセサリーは強い“記号”になっていきます。
金より銀が選ばれる場面が増えるのは、銀が持つ

  • クールさ

  • 反骨感

  • 無骨さ

  • ユニセックス性‍‍
    が、時代の空気と合ったから。

シルバーは「上品で控えめ」でもあり、「尖っていて強い」でもある。
この二面性が、カルチャーの中でシルバーを主役に押し上げました。✨


3) 925(スターリングシルバー)の普及:素材の“標準化”

現代のシルバーアクセサリーでよく見る「SV925」。
これは銀の純度を示す表記で、アクセサリーの世界では定番素材です。
なぜ純銀ではなく925が広がるのか?
理由は、純銀は柔らかく傷つきやすいから。そこで他の金属を混ぜて強度を上げ、日常使いしやすくしたものがスターリングシルバー(925)です。✨

素材が標準化されると、

  • 品質が安定する✅

  • 価格帯が広がる

  • デザインの自由度が上がる

  • 修理やメンテがしやすくなる
    という利点が生まれ、シルバーアクセサリーは一気に身近になります。✨


4) 「磨けば戻る」文化:シルバーは“育てるアクセ”になった ✨

シルバーは酸化で黒ずみます。
これを“欠点”として嫌う人もいますが、シルバー文化ではむしろ強みになりました。

  • 磨けばピカピカに戻る✨

  • 使い込むほど味が出る

  • くすみが陰影になり立体感が増す

  • 持ち主の時間が刻まれる⏳

この性質が「育てるアクセサリー」という価値観を作り、シルバーは“所有の喜び”を強く持つアイテムになっていきます。


5) 日本のシルバー文化:90年代以降の盛り上がり

日本でもシルバーアクセサリーは独自の発展をします。
特に90年代以降、シルバーは若者文化・ストリート・バイカー・ロックなどと結びつき、リングやチェーン、クロス、スカル、フェザーなどのモチーフが人気になります。⛓️

この頃に育った価値観は今も根強く、

  • “本物志向”

  • “経年変化を楽しむ”

  • “自分のスタイルを貫く”
    といったシルバーらしい美意識を残しています。✨


近代〜20世紀で銀は「祈り」から「表現」へ変わった

産業化で銀が広く届き、カルチャーが銀を記号にし、925の普及で日常化し、「育てるアクセ」として定着した。