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シルバーアクセサリーの作り方と工程について

 

 

シルバーアクセサリーの作り方には大きく分けて3種類あるのをご存知ですか?

 

 

 

彫金・ロストワックス・シルバークレイ

( 銀粘土 )の3種類です。

 

和歌山県にある当店 「 REVE ( レーヴ ) 」では商品はロストワックスで、ペアリング作り体験は彫金で制作を行っております。

 

今回、REVEで商品の制作で行っておりますロストワックスについて簡単に説明したいと思います。

 

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ワックスと呼ばれる蝋 ( ろう )を使うので細やかなデザインやボリューム感、曲線のラインなど自由に表現できます。

 

ロストワックスでの制作方法

 

 

・原型を作る

 

リングやネックレストップなどをワックスを使って盛ったり削ったりしながら原型を作ります。

 

 

・埋没

 

原型を制作したら次に粉末の埋没材( 石膏のようなもの )を水で溶かして周りを覆い固めます。

1時間あれば固まります。

 

 

・焼成

 

埋没材が固まれば電気炉に入れ、高温でワックスを溶かします。

*ワックスがなくなるのでロストワックスと言われます。

 

 

・鋳造 ( キャスト )

 

ワックスが溶けてなくなると、その部分だけ空洞になるのでシルバーの銀材を高温で溶かし、液状化させて流し込みます。

型から取り出すと原型と同じ形をした鋳物が出てきます。

 

*失敗したり機材が必要となりますので鋳造は業者さんにしてもらう所が多いですが、当店では自店舗にてしておりますので商品コストも下げられます。

 

 

・研磨

 

取り出した鋳物をグラインダー ( ルーター )を使って先端工具を替えながら丁寧に磨きます。

地道な作業ですが、この研磨でシルバーの輝き具合が決まります。

 

 

 

 

このような工程で商品は制作しております。

 

もちろんオーダーメイドも同じ工程を踏んで行います。

 

次回はペアリング作り体験に用いています彫金についてお話ししたいと思います。